石川・山代温泉の老舗旅館「あらや滔々庵」宿泊記

2022年春、新婚旅行で石川・沖縄へ行きました。
1日目は、山代温泉にある老舗宿「あらや滔々庵」に宿泊。
憧れの「あらや滔々庵」での宿泊について振り返ってみたいと思います。

加賀温泉駅から送迎バスで向かいます

小松空港~小松駅まではバスで、小松駅から加賀温泉駅へは電車で向かいます。
小松駅から加賀温泉駅への電車はあまり本数が多くないので注意が必要かもしれません。
加賀温泉駅から、送迎バスであらや滔々庵へ。
駅まで送迎に来ていただけるのはありがたいですね!

チェックイン

趣のある玄関。思いのほかひっそりとしています。

雑誌やWEBサイトでよく目にするあの衝立がお出迎え。

早速お部屋に案内してくださり、お部屋でチェックイン手続き。
抹茶とお茶菓子をいただきました。
早速ですが、仲居さんのそつのない所作が素晴らしいですね。。
こんな落ち着いた大人の女性に私もなりたい。

お部屋紹介

今回我々が宿泊したのは「数寄屋風ツイン」なる種類のお部屋です。
お部屋の様子を写真とあわせてどうぞ!

山の緑が気持ちよいお部屋

お部屋はこんな感じ。奥のほうに緑が見えるのが気持ちいいですね!

ベッドの奥にはこのような素敵空間も。木々を眺めながらぼーっと過ごすのに最適です。

数寄屋風の和室にツインのローベッド。
ベッドサイドにコンセントがあるのが地味に嬉しいですね。
同じ階に他のお客さんがいたかどうか不明ですが、我々の部屋は終日とても静かでよく眠れました。

もちろん冷蔵庫もあります。湯沸かしポットも。
魔法瓶の中にはキンッッキンに冷えたお水。

ふすまの引き手が九谷焼で、とても素敵でした。どことなくモダンな印象もありますね!

部屋のお風呂も良さげ

部屋のお風呂もなかなかの広さ(ただし温泉ではない)。

シャンプーとコンディショナーがルベルのものなのが個人的には嬉しい。

洗面所

洗面所はこんな感じです。みょーんと伸びる鏡が、メイクのときに重宝しました。

アメニティ類。
夫は使わなかったようですが、ポールスチュアートの男性用化粧品?もありました。

ドライヤーはパナソニックのイオニティです。よくあるやつですね。

そのほかの館内施設

3つの温泉

あらや滔々庵には、温泉が3つあります。
時間になると男女入れ替わるので、その気になればすべて入れますよー。

1つ目は「瑠璃光」。

あらや滔々庵公式サイトより

私が温泉に行ったときにはこちらが女性用でした。
目が悪いのでよく見えませんでしたが、なんか温かみある内装だった気がする(適当)。
もちろん露天風呂もあります。

2つ目は「原泉閣」。

あらや滔々庵公式サイトより

夫は最初にこちらに入ったのですが、先ほどの瑠璃光よりも原泉閣のほうが気に入った!と言っていました。
明るくて広々した印象でしょうか(私は入っていない)。

ちなみに、こちらの露天風呂にはミストの装置がついていて幻想的な雰囲気らしいです。

3つ目は「鳥湯」。

あらや滔々庵公式サイトより

こちらは、ぬるま湯と熱めのお湯を交互に楽しむ!という趣向の浴室です。
夫だけが入りましたが、ぬるま湯のほうはまさにずーっと入っていられるような温度で気持ちよかったと言っていました。

温泉から上がったら、入り口近くの休憩スペースへ

温泉から上がったら、入り口付近にある休憩スペースで休むのがおすすめです。
写真を撮り損ねてしまいましたが、グラスとお水・一部のお酒が用意されており自由に飲むことができます!

館内にはギャラリーもあります

館内にはちょっとしたギャラリーもあります(まあそもそも館内のあちこちにアート作品や器が飾ってあるのですが)。
ギャラリーはこぢんまりとしていますが、一見の価値ありです。

売店ももちろんあります

売店は、一度靴を履いて館内から出て、すぐ右隣にあります。

その後の旅行の日程を考えると日持ちが少々心配だったので買いませんでしたが、良さげなお茶菓子などいろいろありました。
たしか営業時間は17時までだったかと(季節によるかもしれません)。

お待ちかねの夕食!

お待ちかねの夕食。
個室のお食事処でのんびりといただけたのが嬉しかったです。
お料理も良かったですが器もまた素敵でした。お造りのお皿が特にお気に入り。。

夕食については夫が記事を書きましたのでどうぞ〜

山代温泉の観光スポット

あらや滔々庵は「山代温泉」という温泉街にあります。
初めて訪れた この山代温泉、こぢんまりしていますが落ち着いた雰囲気でとても良かったです。
お宿の近くに観光スポットもいくつかあるのでご紹介します。

うつわ蔵

あらや滔々庵から歩いて2〜3分ほどの場所にある「うつわ蔵」。
それはそれは素敵な器がたくさん!
私どものような一般庶民でもギリギリ買えそうなものも中にはありますが、高価な器が多かったような。。目の保養にはなりました!
こちらも季節によるかと思いますが、営業時間は17時半ごろまででした。

須田菁華窯

有名な九谷焼の窯元です。女将さんにご紹介いただきました。
とっても素敵な器がたくさんありましたが、我々にとっては手に届かないお値段でした。。こちらも目の保養ですね!!
とはいえ本当に素敵だったので、いつかこんな素敵な器を普段使いできる人間になりたい。

古総湯

「古総湯」は、山代温泉にある公衆浴場の1つです。

明治時代の総湯を復元し、外観や内装だけでなく、入浴しながら温泉の歴史や文化が楽しめる「体験型温泉博物館」が誕生しました。2階の休憩所や、浴室の床や壁の九谷焼のタイルも当時のまま復元されています。

山代温泉観光情報サイトより

我々は入りませんでしたが、歴史を感じる外観で 外から眺めているだけでもなんとなく郷愁に浸れますね。

お待ちかねの朝食!

起きたらお待ちかねの朝食です。朝食も、夕食と同じく個室の食事処でいただきます。
朝食は、量は多すぎずかといって少なすぎずちょうど良かったです。
これまた器が素敵ですね。ご飯茶碗が特に好きです。

朝食についても、夫が記事を書きましたのでどうぞ〜

チェックアウトし、送迎バスで加賀温泉駅へ

名残惜しいですがチェックアウトの時間が来ました。
我々は、朝食後~チェックアウト前にバタバタと周辺を観光しました。
観光スポットは近隣にまとまっていますし、朝9時や10時からやっている場所もありますので、チェックアウト前の時間帯でもぎりぎり観光できるかと思います。

チェックアウト手続きで待っている際、女将さんからお声がけいただき少しお話しました。
これから金沢へ行くとお話ししたところ、「国立工芸館」をご紹介いただきました。
国立工芸館、なかなか見ごたえがあり良かったです!

落ち着いた温泉街にあるこぢんまりとした老舗宿。一度は泊まってもいいかも…?

以上、山代温泉にある老舗宿「あらや滔々庵」の宿泊レポートでした。

老舗旅館ならではの品格、従業員のみなさまのおもてなしが心に残りました!
初めての宿泊である上に金沢にもあまり来たことがないとお伝えしたところ、近隣の観光スポット等について色々と教えてくださりありがたかったです。
また、温泉は館内に3つあり、男女入れ替え制となっています。その点は温泉好きの方はたまらないかもしれません。
山代温泉の雰囲気も良いです。あらや滔々庵のすぐそばにある古総湯など、歴史を感じる建物も多く、どことなくのどかな雰囲気が気に入りました。

一方で、お食事に関しては少し期待しすぎてしまいました。
今回、お食事は基本のプランを選びましたが
もちろんすべて美味しかったものの、特別 心に残るなにかがあったか?というと、そこまでではなく。。
もしかすると、食事プランのランクを上げたら、もっと感動する何かがあったのか…?などと考えてしまいました。
宿泊料金がお高い分 期待してしまうという一般庶民の性ですね。。
我々が宿泊するのは早すぎたのかも。

家計に余裕が出てきたら、豪華な食事プランを選んでまた宿泊するのもありかもしれません。

一休で「あらや滔々庵」の宿泊情報をチェック!

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