リバーリトリート雅樂倶「Trésonnier(トレゾニエ)」でディナー

こんにちは、タコマです。
富山の「リバーリトリート雅樂倶」に宿泊し、夕食にフレンチの「Trésonnier(トレゾニエ)」に行きました。
フレンチの中でもイノベーティブな部類に入ります。
我々は宿の浴衣で行きましたが(浴衣で行くのはOK)、そのような方は少数でした。




お店情報

アクセス

リバーリトリート雅樂倶の中にあります。
宿泊せずに食事だけの利用も可能です。

外観

「外観」というものはあまりないのですが、
入り口の通路が、真っ黒な空間に光の線が走る未来的なデザインでかっちょいいです。

内観

他のお客様の関係上写真は撮れませんでしたが、
この感じのレストランにしてはカジュアルな内装です。
テーブルクロスもなし。
イノベーティブ系であることも関係しているのでしょうか。

営業時間

木~月

18:00~/19:00~の2部制

定休日:火・水

価格

我々は夕食付きの宿泊プランでしたが、
食事のみの利用の場合は¥14,000+taxです。

食べたもの

おまかせのコースのみです。
本日のお品書き。
想像力を掻き立てる書き方です。

マスクは厚紙のケースの中に入れます。

テーブルの引き出しの中にカトラリーが入っています。
カトラリーはスタイリッシュにクチポール。
宿のイメージにぴったり。
下の写真に少し写っていますが、箸が常に卓上に置いてあり、どちらで食べてもよいようになっています。
ぶっちゃけ箸のほうが楽な時もありますものね。

キシダは3杯のペアリングを選択。

私タコマはノンアルコールのシソドリンクです。

富山湾のスープ。
魚介のだしと海水を使ったスープ。
赤いやつは漢方で使う食材ということです。
海水が入っているからなのか、難しい味がします。

アミューズです。

エゴマを使ったケークサレ
ほんのり温かくエゴマの香りとモチっとした食感でおいしい。

かき餅にサバ・アワビなどのリエットを乗せたもの
カレー風味のサバ味です。

そば粉を使ったタルトに、ソバの実、薪で焼いたバイ貝を乗せたもの
薪の香りがかなり効いていて思いがけない香りでした。
うまい。

赤万願寺とうがらしを練りこんだグジェール
おろしたシェーブルチーズをかけることによって、口の中で一気にヤギの香りが押し寄せます
うまい。

炙ったタチウオに山椒マヨネーズ

下の白いものが落花生で、上に白エビのジュレ、ジュレの中に白エビの身がはいっています。
上からシソのオイル。

落花生のコックリした感じに、ジュレの塩気とトロンとしたエビ
うまい。

これは白エビに海水をかけて干したものだそうです。

ややこしい器に入っていますがバターです。

コノシロのテリーヌ

テリーヌといっても、テリーヌ型に詰めただけで、要するに酢で〆たコノシロの間にコリアンダーを挟んだものです。

薪で焼いたアオリイカとイカ墨のソース
これは郷土料理の「黒づくり」のオマージュですかね。
薪の香りがすごく良いのですが、アミューズにも薪で焼いたのがあったし、
今回はそれなりに量もあるので、くどく感じてしまいました

加えて、先ほどから魚介ばかり食べているので、なんか単調に感じてしまいました。
肉でも野菜でもよいので何か変化が欲しいです。

ズワイカニに、殻と味噌で作った泡を乗せたもの
カニというだけでうれしい。
この下にニョッキが眠っているのですが、そちらもぽってりとした食感でよいです。

焼いたノドグロをクリームソースで。
ムニムニしたノドグロがうまい。
塩気強めのクリームソースもやたらうまい
です。
付け合わせの十角へちまは、角の部分がとげとげして固くて正直意図がわかりませんでした。

豚の薪焼き。
また薪。。。ただ、こちらは表面の割合が小さいためか、それほど薪の香りは感じませんでした。

うまく火が入っているのか、やわらかいです。
特に脂身を隔てた写真手前の部位は噛むと脂がくちゅっとにじみ出てうまい。
ただ、やっぱり豚だなあ。
正直、牛や鹿や鴨や猪のような赤いお肉を食べたいと思う今日この頃です。

ちなみに画像上の茄子のペーストがすごくおいしかった。

デザート1。
梨のソルベの上に梨のスライスが乗っています。

梨のスライスが、梨の甘さと儚い食感を演出。
ソルベがキンキンに冷たく、すごく爽やか。

デザート2

チョコレート。
液体窒素で固めたものとかいろいろ。
正直ピンときませんでした。

コーヒーの味は普通でした。
紅茶のほうが良かったかも。

総評

全体としては、満足。特に香りの演出が光りましたね。
ただ、途中で魚介ばかりを食べて飽きてきたのと、
メインの豚肉がちょっと残念でしたかね。

こんな人におすすめ!

  • イノベーティブなフレンチを食べてみたい人
  • 魚好きな人

コメント

タイトルとURLをコピーしました