羽毛布団を「賢く選ぶ」のは不可能だと思う理由

こんにちは、タコマです。

羽毛布団をお探しの皆さん、何を選んだらよいかわからないですよね?
私もネットで調べるとたくさん情報が出てきてすごく混乱しました。
が、何とかとても暖かい羽毛布団を購入できました。

この記事ではそんな私が思う「羽毛布団は選びようがない」理由を述べていきます。
羽毛布団は本当にややこしいですよ。


なお、羽毛布団の関連記事はこちらです↓

一般的な選び方

一般的なサイトに書いてあるのは下記のような情報です。

  • 羽毛の原産国(寒い国のほうが暖かい。中国よりもポーランドやハンガリーのほうがよい)
  • ダックかグースか(グースのほうが暖かい。マザーグースはより良い。)
  • ダウン充填量(高いほうが暖かい。目安としては1.2kg)
  • ダウンパワー(1gあたりの体積。高いほどよい。)
  • ダウンとフェザーの比率(ダウンの割合が高いことが望ましい。)
  • キルトの種類(立体的なキルトであるほどよい)
  • キルトのマス目の数(多いほど体に沿いやすい)
  • 側生地の素材(綿のほうが透湿性があってよい)

とてつもなく情報量が多いですね。

複数の要素が絡むと優劣がつけられない

困ったことに複数の要素が関わると、もう優劣がわからなくなります。
例えば、「中国産のグース1.0kg」と「ポーランド産のダック1.2kg」のどちらが暖かいかと言われると答えようがないのです。

羽毛布団を探していると、このように出っ込み引っ込みある商品ばかりです。

「この商品は羽毛は良いけど、キルティングが・・・」なんて考えてしまい、決めることができません。

闇の業界?

Youtubeを見ていると、羽毛布団は産地偽装が横行する業界らしいのですね。

あとは側生地も誤表示したりとか、たくさん黒い情報が出てくるのですよ。

偽装する業者がわんさかいる業界だということを肝に銘じておきましょう。

ダウンパワーやラベル表示では選ばないほうが良い

これは私が比較検討していて感じたことです。

1万円程度の激安羽毛布団でもすごく高いダウンパワーやゴールドラベルのものがあるので、参考にしないほうが良いと思います。

そもそも布団業界の高級メーカー西川グループでは「ダウンパワー」「ゴールドラベル」も採用していません。

こんなことを聞くと、ダウンパワーという数値って怪しいものに聞こえてきませんか?

説明に書いてないこと

匂い

ダックはグースに比べて獣臭がしやすいようです。
ただし、これは素材や洗浄、ロット差などいろいろな要素が関わってくるので、買ってみるまでわかりません。

耐久性

マザーグースが耐久性があるという記述はいろいろなところに書いてあります。
グースがダックより耐久性があるという記述も一部で見られました。

ネットの説明は業者によるポジショントークの可能性がある

ネットで検索して見つかるのは販売業者による説明ですね。

これってどうなんでしょう?

  • 安い布団を売りたい業者は、中国産ダックでも十分だと言うし、
  • 高い布団を売りたい業者は、マザーグースの布団が最高の寝心地だと言うでしょう

どちらにしてもポジショントークの疑いがあるので、何を信じたら良いのかわかりません。

結局の所、選びようがない

で、以上から私の結論ですが、
羽毛布団を客観的な情報に基づいて合理的に選ぶのは不可能です。
悲しいですが、これが現実です。

さんざん調べた結果として、こんな結論になってしまいました。

次回の記事では私が羽毛布団を購入したときに

  • 何を重視したか?
  • 何をどこで購入したか?
  • 購入した羽毛布団の感想

について解説します。

参考リンク

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