やちむんの里に行って「北窯売店」でお買い物してきましたので、その記録。なお、2022年4月のことです。
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やちむんの里
我々はホテルモントレからバスで「親志入口」まで行き、そこから10分程度歩きましたが、バス停からやちむんの里までの道のりは退屈だったのでホテルからタクシーで行くのもありだったかもしれません。
レンタカーを借りている人はやちむんの里の入り口で止めましょう。
入り口にあるマップ。
緑が多くて気持ちの良い場所です。南国感がありますね。この日は4月とはいえ日差しが強くてきつかったです。こりゃ真夏に行くのはしんどいな。
大迫力の登り窯。やちむんの里に来たらこれは見ないと。
北窯の工房はコロナ対策のため立入禁止でした。残念。
北窯売店に到着!
さて北窯売店(北窯共同売店?)に着きましたよ。趣がありますねえ。
やちむんのことをネットで調べる内にどうやら北窯売店が良いらしいぞってことでやちむん探しの目玉だったのです。
どん。お店自体も味があって最高。
北窯売店は不定休だそうでやっているかどうか不安だったのですが、やってました。何度か電話したけどつながらなかったので基本的に電話には出ない方針と思われる。割とギャンブル?
さて、店内。やちむんが所狭しと並べられたこの空間。たまりません。
茶碗(マカイっていうらしいです)。我々だと4寸が普段使っているのに近い。
ちなみに屋内でもじっとり汗をかいてくるくらいは暑かったのですが、どのお店もエアコンは無し。
湯呑もたくさん。しかも安い。
大皿は4000円台くらい。すごく欲しかったんですが今回は見送り。
こういうアフリカっぽいデザインのものやペルシャンブルーの作品もありました。象嵌というのですかね。おそらく與那原工房の作品なのかな。
実際やちむんは色々なスタイルがあるみたいで、小鹿田焼みたいに飛び鉋の技法を使っているものもあるとか。
そうそう、作家さんの名前は(敢えて?)店頭では表示されていません。購入した時に教えてもらえます。
購入品紹介
たくさん買ったので配送していただきました!梱包費込で2000円くらい。
小皿2枚。デザインバラバラです。
左の皿は「蛇の目」という釉薬が剥ぎ取られた箇所があり、汚れが付きやすいそうです。私が見た感じでは8~9割は「蛇の目」があるものでした。
染め付けスタイルのやちむん。のびのびとした絵付けが良いですよね。松田共司工房の作品。
「蛇の目」は焼くときに器を重ねるための技法らしいですが、見た目のアジは増してますね。
ダイナミックな絵付け。「蛇の目」無しのもので選んでみました。宮城工房の作品のようです。これだけずっしりと重さを感じます。
両方とも裏はこんな感じ。
フリーカップ。いずれも松田米司工房の作品。
通常の湯呑もありましたが、コーヒーや紅茶、ハーブティーを飲むライフスタイルだとこのようなカップのほうが使いやすい。
マグカップもありましたが、器を直接つかむほうが好き。
軽いのですが薄すぎてコーヒー注ぐと熱くて持てません。もうちょい分厚いほうがいいですね。
私のセレクト。
妻のセレクト。渋いっすね。
茶碗(マカイ)。いずれも松田米司工房の作品。4寸と書いてあったような。
内側は無地。「蛇の目」があります。
ちなみに持ちやすくて使いやすいです。「蛇の目」は箸が引っかかるので無いほうがいいかもしれません。(でも「蛇の目」無しで探すと一気に数が少なくなるから無視した)
大胆な絵柄。
よく見ると貫入が入っています。
こちらの絵柄も素朴でいいですね。
もちろんスタッキングも可能。
扱い方の説明とか書いた小さな紙が入っていました。
お会計は6点合わせて10000円弱。そこにプラス送料がかかりました。安いよなあ。
那覇でも買えるし、何なら東京でも売っているわけですが、あの空気感は北窯売店ならでは。行ってよかった。
旅行の思い出が日々の食卓に上がるのって素敵ですよね。それでは。
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