こんにちは、タコマです。
新生活を始めた方で、スプーンなどのカトラリーを買いたいけど、何を買ったら良いかわからない、という方も多いのではないでしょうか?
そこで本記事ではスプーン好きのタコマが手持ちのスプーンの中から6つをピックアップし、デザインや使いやすさについて辛口レビューしていきます。
今回比較するカトラリーは以下です。
- 無印良品「ステンレススプーン大」250円
- 無印良品「ステンレス テーブルスプーン」350円
- 佐藤商事「柳宗理 テーブルスプーン」825円
- ラッキーウッド「マリール デザートスプーン」1056円
- ラッキーウッド「ミルトア デザートスプーン」1210円
- ラッキーウッド「ヴェルーテ デザートスプーン」1320円
1.無印良品「ステンレススプーン大」250円
無印良品のスプーンで、2が発売される前からラインナップされていたもの。
直線的なフォルムで、ミニマルな雰囲気。潔いデザインで無印良品らしいですよね。
スプーンは一枚の金属の板から作るので、安く作れそうなデザインでもあります。くびれがないのをどう思うかは好みです。
柄の部分はゆるやかなカーブを描いていて、可もなく不可もなく。
皿部分はやや深めで、やや分厚いので、口から引き抜くときの引っ掛かりが気になります。
安いのでとりあえず買うのはありかもしれません。高いのを買ったあとも料理用に使えますよ。
2.無印良品「ステンレス テーブルスプーン」350円
ジャスパー・モリソンデザインのスプーン。1よりも立体的かつ丸みのあるデザインで、比較的板感が抑えられています。ジャスパー・モリソンらしいクセの無いデザインです。
柄の部分は手に添うようにゆるやかなカーブを描いています。
以前ブログで書いたように使い心地は良くないです。皿部分が分厚く、口の中でゴツい感じがします。
後ほど比較しますが、このスプーンが一番重いです。柄の部分も重くて、使っていると重さが気になります。
我が家ではもっぱら料理のときに活躍しています。
3.佐藤商事「柳宗理 テーブルスプーン」825円
柳宗理のテーブルスプーン。もうひとつ大きなスプーンとしてディナースプーンもあります。
佐藤商事と書きましたが、製造は日本洋食器という会社のようです。
柄はなめらかな曲線ですが、この価格としては板感が強いですね。
皿部分はこのスプーンにしかない逆三角形のような独特の形状。くぼみは深めで、かつ傾斜が急なのが画像を比較するとわかると思います。
皿の独特な形状のせいか、口の中で引っかかる感じがして我が家での登場頻度は低いです。スープを飲むにはいいかもしれませんが、カレーを食べる用途にはちょっと使いづらいかと。
比較的高価だし、ラッキーウッドと比べると作りもなんだか安っぽいのでおすすめはできません。
近年柳工業デザイン研究会のデザインによるカレースプーンがシリーズに新たに加わりました。こちらは皿が浅めになっていて固形のものも食べやすくなっているみたいです。念のため言っておきますと柳宗理のデザインではありません。結構前に柳宗理は亡くなっていますからね。
4.ラッキーウッド「マリール デザートスプーン」1056円
ラッキーウッドのマリール。ブランド設立50周年を記念して発売されたモデルです。
ラッキーウッドがブランド設立50周年記念として世に送りだしたカトラリー。品質のラッキーウッドが技術の粋を集めて作り上げました。流れるようなエレガントな曲線と造形美、手にした時の完璧なバランスと立体感、ラッキーウッドならではの完成度の高いデザインです。また多様性あふれる日本の食卓にマッチするようにシンプル・モダンのスタイルです。
https://shop.luckywood.jp/items/37329619
非常に立体的な作りになっており、もともと一枚の板だったとは考えられません。
柄は比較的直線的ですが、1~3が板感があったのに対して、非常に立体的に作られていて、滑らかで手に優しいです。
皿部分もある程度深さがあるのにスルっと口から抜けていく感じ。
私は手持ちのスプーンの中でマリールが一番好きです。
もしデメリットを挙げるとすると見た目でしょうか(好みの問題ですけど)。首部分のくびれが太いからなのか、なんかゆるい感じ?ダサいとは言わないけど、スタイリッシュなデザインでは無いかもしれません。
5.ラッキーウッド「ミルトア デザートスプーン」1210円
ラッキーウッドのミルトア。
クチポールを思わせる細い柄が特徴です。この端正なデザイン、好きな方も多いんじゃないでしょうか。
細くて直線的な柄は正直なところやや持ちづらさも感じますが、これはこれで使えます。
皿部分は手持ちの中では最も浅く、すっと口から抜けてくれます。スープを飲む用途には使いづらいでしょうが、カレーやオムライスなど食べる分にはすごく良いと思います。
使いやすいので、マリールの次に手にとってしまうカトラリーです。
6.ラッキーウッド「ヴェルーテ デザートスプーン」1320円
ラッキーウッドのヴェルーテ。我が家の中で一番上品かもしれません。レストランの使用も想定したモデルで一回り大きいテーブルスプーンの展開もあります。
柄は全体的に細身で、皿部分は先端にツバがついた特徴的なデザイン。ツバは口から抜くのを滑らかにしてくれる役割があるそうです。
柄のカーブがものすごいことになってます。これだけ激しいカーブの付いたカトラリーも珍しいですね。
この角度から見ると、いかにカーブがかかっているかわかりますね。
使ってみた感想としては、家で使うには上品すぎるかなと思います。
レストランで食べる時は上品な食べ方で一口一口丁寧に口に運んでいくと思うのですが、家で食べる時はがさつに食べているので笑、そういう食べ方だとツバのせいか意外と食べづらいんですよね。
重さ比較
最後に重さを比較しておきます。
名前 | 重さ [g] |
1.無印 | 43 |
2.無印 | 56 |
3.柳宗理 | 43 |
4.マリール | 55 |
5.ミルトア | 50 |
6.ヴェルーテ | 51 |
2が重いのはわかっていましたが、一番好きなマリールも同じくらいの重さがあります。でもマリールを重いと思ったことは無いので、設計の問題なのかもしれません。
ミルトアも見た目の割には重いですね。
結論
結論としては、
1位:4.マリール
2位:5.ミルトア
3位:6.ヴェルーテ
となります!
ラッキーウッドの圧勝です。価格が高いこともありますが、使い心地や、モノとしての充足感が全然違いますね。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
良いカトラリーは生活を少しだけ豊かにしてくれると思います。
是非カトラリー選びに役立てていただけますと幸いです。
ちなみに大泉物産や山崎金属工業(YAMACO)も気になっていて、いつか買いたいなと思っています。
今回ご紹介したカトラリー(おすすめ順に)
あとはおすすめしておりませんが笑
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