帆布バッグの洋裁本「使って育てる帆布のバッグ」より、メッセンジャーバッグを作りました。本の概要や作ったバッグをご紹介します!
TEJIKA 久村直大さん著「使って育てる帆布のバッグ」
どんな本?
「使って育てる帆布のバッグ」は、2021年4月末に発売された洋裁本です。
久村さんは「TEJIKA」という帆布バッグのブランドをご夫婦で運営されているお方。
そんなTEJIKAさんによる初の洋裁本ということで、発売前から注目していました!(そのわりには買って満足してしばらく手をつけていなかったのだけど…)
ちなみに、以前ツカノマで夫が購入したTEJIKAのカスタムバッグはこちらの記事でご紹介しています。
掲載アイテム
トート・ショルダーなどのバッグはもちろん、ポーチ・ティッシュボックスケースなどの小物2型を含む帆布のアイテム計18型が掲載されています。
定規を使って印つけをする直線のパーツが多い印象です。曲線を含むパーツは実物大の型紙が付いています。
ちなみに、掲載アイテムのラインナップは、Amazonの試し読みでも確認できますのでぜひ!
ミシン初心者でも安心の内容
「ミシン初心者の方でも作れるように」というコンセプトで制作された本なので、各工程が写真付きで丁寧に解説されています。
とくに、最初の「ベーシックトート」は、ほぼ全工程写真付きで詳しく解説されていますので、家庭科の授業以来ミシン触ってないんだけど…という方は、まずベーシックトートから作ってみるのが良いかも。
他のアイテムの工程は、図をもとに解説されていたり、「◯ページ参照」となっていて写真付きの解説ページに飛ばされたり…といった構成になっています。しっかり読めば色んなアイテムを作ることができるようになるのではないでしょうか!
ちなみに、上手く作るためのコツは、本にも掲載されているほかに、TEJIKAさんのinstagramアカウントにおいて動画で公開されていたりします。行き詰まったら一度instagramを見てみるのも良いかもしれません。
生地は日暮里「茂木商工」さんで購入
富士金梅の8号帆布(¥1400/m)を日暮里の「茂木商工」さんで購入しました。
選んだ生地が1m単位〜カット可能な商品だったので、2mカットしてもらいました。
夫が使う分も合わせて4m購入したら、試し縫い用ということでおまけの生地もつけてくださりとっても助かりました。
しかも購入した生地はオリジナルのトートバッグ(かわいいスタンプ入り)に入れてくださってなんともサービスが良い。
駅からはかなり遠いですが行ってみて良かったです。
ちなみに、8号帆布を選んだのは失敗でした!!肩ひもとバッグ本体を縫い合わせる工程でかなり厚みが出てしまい、うまく縫えませんでした。
木槌で叩いたり、厚みを減らす工夫をすればもう少し上手く縫えたのか…?
金具・ホックはオカダヤさんで購入
コキカンとマグネットホックはオカダヤさんで購入。あわせて400円強でした。
私は黒系のものを選んでみました。
完成したメッセンジャーバッグがこちら
所々ステッチがガッタガタになっているのはご愛嬌。
でも、厚手の生地を気合いで縫った甲斐あってなかなかしっかりした見た目になったような…!?
なお、肩ひもの部分は、本当は厚さを減らすために一部カットする必要があったようです。私はその手順を省いてしまい、分厚すぎて針が進まず縫えませんでした。
まあくっついてはいるのでヨシ。
内側は、デフォルトではポケット無しのシンプルなデザイン。ただ、定期券やスマホがバッグの中で迷子になりがちなのは少し悲しい。内ポケットを付ければ良かったです。
荷物を入れるとこんな感じです。傘、長財布、大きめの化粧ポーチを入れたらあと一歩で満員御礼くらいです。まあかぶせもあるのでもう少しは収納できそう。
ちなみに、夫が作ったのはこちらの生成のメッセンジャーバッグ。ミシン経験は裾上げはやったことがある…という程度でしたが、意外とちゃんと形になっていてすごい!作りたいものが同じだったので奇しくもお揃いになってしまいました。
厚みがあってハリのある8号帆布で縫ったので、かなりパリッッッとした見た目になっています。
「使って育てる帆布のバッグ」というタイトルの本ですし、これから使って洗って…を繰り返すうちにだんだんこのバッグたちもクタッと味が出てくると良いのですが。。
初めての帆布バッグづくり、なかなか上手くできました
TEJIKA久村直大さんの洋裁本「使って育てる帆布のバッグ」から作ったメッセンジャーバッグをご紹介しました。
私はこれまでにワンピースやブラウスしか作ったことがなく、バッグは初挑戦でしたが、特に問題なく完成させることができました。
裁断・印つけが、洋服作りの場合と比べて非常に楽だったのは良かったです。
個人的には、実物大のパターンを写しとって裁断して印つけする…という最初の工程が一番ツラいので。
また、直線縫いの箇所が多いのも良かったです。一直線に縫うだけなら無心で作業できますからね!
そういう意味では、初心者の方がミシンに慣れ親しむにはぴったりの本かもしれません。
全18型掲載されていて、いずれもシンプルなものなので、デザインの組み合わせでちょっとしたアレンジが気軽にできそうなのも良いですね。
帆布バッグの洋裁本「使って育てる帆布のバッグ」、ご興味があればぜひ手に取ってみてください!
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