無印良品ニュース！（2022年12月）

さて、今月もいきましょう！

過去の「無印良品ニュース！」はこちらから。

一部商品の値上げを発表

一番のニュースはこれじゃないでしょうか？

これまで価格維持（というより全体的に値段を下げてきましたね）にこだわってきた無印良品がついに値上げを発表しました。

商品全体の約2割を値上げする方針で、平均して25%の値上げになるそうです。

しかもやわらかポリエチレンケースやファイルボックス、タオルなどの人気商品ばかり。商品力があるから価格改定しても売れると踏んでいるのかもしれません。

①家具の月額定額サービスの本格化

将来的に家具については、販売中心のビジネスモデルから月額定額サービスモデルへの転換を目指します。（中略）高額かつ多額の初期費用をかけて家具を買い揃えることなく、月々安価な費用で、必要な家具を利用いただけるようにいたします。（中略）将来的には、不要家具の回収、メンテナンス、再利用を事業化し、中古やヴィンテージ家具の取り扱い（販売、レンタル）も本格化してまいります。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001360.000000987.html

サブスク型のサービスを本格化するとのこと、果たして消費者はどう受け止めるのでしょうか？個人的には学生や単身など、今後が不明確な方はサブスク型は良いと思いますね。

②プラスチック商品のリユース・リサイクル・代替素材商品への100％移行推進

バージンプラスチックを利用した商品の代替素材商品として、紙を使った「硬質紙ファイルボックス」とリサイクルプラスチックを利用した「ポリプロピレンファイルボックス・ダークグレー」を2月中旬より販売開始します。（中略）リサイクル・リユースを推進するため、２月３日より一部を除く全店舗※でのプラスチック商品の回収を開始します。（中略）回収した中でメンテナンスしてリユースできる商品は、中古での販売も行う予定です。

10月に長年販売されてきた「硬質パルプシリーズ」が廃番っぽいと記事にしましたが、これの伏線だったんですね。プラスチック製品は無印良品の業績を支えているのですが、脱プラスチックしたいのも事実。

また、再生プラスチックは色が混ざってしまい、白にできないのでダークグレーにするんでしょうね。再生プラスチック主体になったら、プラスチックの収納用品は全部濃色になるかも。

③価格改定前と同一価格での代替新商品の開発、販売

一昨年からの綿花高騰と急激な円安進行のため、綿製品を中心に、今回価格改定いたします。物価高騰の中での厳しい日常生活に対応する最廉価（シングルボックスシーツで1,490円）を継続するため、代替となる新商品として機能素材を用いた「乾きやすい寝装ファブリック」シリーズを開発しました。

洗いざらしの寝具カバーはありえないくらい激安だったのですが、これにも終止符。ただし、低価格商品は用意するとのことです。乾きやすいって言っているから、ポリエステルでも使うのかな？

ちなみに価格改定のニュースを受けて株価は上昇しました。

今年の人気商品ランキングは？

てな感じでして、まあそんなところでしょうという納得のランナップですね。

価格的なものもあってか、近年は天然素材よりもプラスチック商品が人気で特に半透明じゃないホワイトグレーカラーが人気ですね。個人的には半透明のほうが好きだったりするのですが、やはりちょっと透けちゃうのは敬遠されがち。

個人的に少しいいなと思ったのは、消耗品で一位になっていた

竹１００％卓上用ティシューペーパー

でして、

こんな感じで食卓に出せるのはよいですね。ティッシュが少なくなったときに変な感じになるかも？と思いますが。小ぶりなサイズも使いやすいかも。

おわりに

すみません、今月はニュース少ないですね。12月ってそういう月だよね。