こんにちは、タコマです。このシリーズでは我々が家を買うまでの経緯をまとめていこうと思います。散々悩み、考えましたので皆様の参考になれば幸いです。
最初のこの記事では「なぜ家を買うのか?」を考えたいと思います。
我が家の状況
我々の状況としては、
- アラサー夫婦
- 共働き、ふたりとも会社員
- 社宅住まいで家賃は月1万円程度
- 首都圏の郊外暮らし(都心まで電車で40-50分程度)
てな感じです。
世間でよく聞く「家賃がもったいない!」というのはありませんでした。むしろ社宅に住み続けたほうがお金が貯まるからいい。
社宅への不満
しかし、我々には現在の社宅に不満があったのです。それは、
- 間取りが最悪で暮らしづらい。特にLDKが狭くてソファが置けないのでくつろげない
- 壁紙がださい
- 夏は暑く、冬は寒い(断熱性能の低さ)
詳しくは別の記事に書く予定ですが、ざっくりとはこんな感じ。うちの会社の社宅は提示された物件から選ぶだけで、自分で探した物件を契約することができなかったのですね。それに引っ越ししたければ、家賃を全額自分で払えという仕組み。
とはいえ、私は「お金も貯まるし、こういう低空飛行生活もありかな」と思っていたんですけど、妻が「持ち家が欲しいー」と言い出しました。上記のように、住む家に不満があったのもあるし、友達や親戚が家を買ったから、「自分もそろそろ」と思ったのかもしれません。
私もその意見に押され、そうやって我々の家探しはスタートしました。
家を購入するための条件?
ちきりん氏の電子書籍には、家を購入するために必要な条件として
- 家を買いたいという積極的な理由が存在する
- 物件購入価格の2割に相当する貯金がある
- この先10年のキャリアの見通しが立っている
などと書いてありました(詳しくは原著をあたってください)。我々は良い家に住みたいという思いがありましたので、1点目はOK。逆に「家賃がもったいないから家を買いたい」という人は要注意です。詳しくは上記の書籍をあたってください。社宅生活が長いこともあり貯金はかなり溜まってきていました。具体的な金額は書けませんが、希望する物件価格の5割、だいたい半分くらいは貯蓄できていました。なので2点目はOK。
一方、3点目は不安でして、私の場合
- 全国転勤の可能性あり(それほど可能性は高くないが・・・)
- 転職して勤務地が大幅に変わる可能性あり
という状況。
将来の不安というのは払拭できていないのですが、とはいえ、やはり「30代前半の今からこの先の人生を快適でかっこよい家で暮らしたい」よねという気持ちが勝り、家を買うことにしました。50代になってようやく持ち家ってなんだか嫌かなーとか思う。
(転勤になった場合は、また住宅補助が出るので経済的に貧窮ということはないし、転職も家から通える範囲でなんとかできるのでは…という思惑はありました。一応。)
社宅から賃貸への引っ越せば?
一応、社宅から賃貸への引っ越しでもいいじゃない?っていう意見もあるかもしれませんが、我々は結構ディテールにうるさい性格でして…。フローリングの色がダサいとか、木目が印刷されたシートフローリングであるとか、ドアの木目調シートがださいとか、ドアノブがださいとか、そういう話になってしまうのです。あと、大抵の場合、窓にはインナーサッシがなく、断熱性に問題がありそうです。
つまり、わざわざ社宅の高待遇を捨ててまで、住処を変えるのであれば、
- 自分たちにあった暮らしやすい間取り
- 断熱性能が高くて快適に暮らせること
- 壁やドア、フローリングなどディテールが洗練されていること
- 要するに、暮らしていてテンションが上がる良い家
でないと意味がないぞ!だったら賃貸じゃなく、家を購入してリノベーションだ!と思ったのですね。
ま、持ち家に憧れていたという気持ちがないかというと嘘になりますが…。
まとめ
以上、「なぜ家を買うのか?」に対する答えをまとめますと、
- 現状の社宅に不満がある
- 賃貸では実現できない、断熱性能や暮らしやすい間取り、洗練されたディテールが欲しい
- 将来の不安はあるとはいえ、30代のうちから良い家に住みたい
となります。皆様の参考になれば幸いです。次回は「住むならこんな家がいい!」について書きたいと思います。
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