2030年の無印良品はどうなる?中期経営計画を読み解いて解説

こんにちは、タコマです。

2021年7月に中期経営計画が発表されました。その中身を読み解いて、2030年に無印良品がどうなるのか?について私なりにまとめてみました。




社長交代、第二創業

https://www.fashionsnap.com/article/2021-07-02/ryohin-keikaku-president/#lg=1&slide=0

堂前新社長はもともとファーストリテイリングの次期社長候補だったこともあるとか。キレ者感がすごい。

また、「第二創業」と謳っていて只事ではない感じがしますね。

個店化、土着化、地域密着

今回の中期経営計画を見ているとこれに注力していく印象を受けました。

良品計画の第二の使命は、展開する店舗が、地域のコミュニティセンターとしての役割を持ち、地域のステークホルダーの皆様と共に、地域課題に対して取り組み、地域への良いインパクトを実現することです。

中期経営計画より

めっちゃ「地域」って言ってる。

そのために、良品計画は、オーナーシップをもった社員を事業活動の主役に据え、地域に根差した個店の活動、
個々の社員や事業関係者の活動が公益に寄与する、公益人本主義経営を実践します。

中期経営計画より

すべての店が同じではなく、地域のニーズに合わせて個店経営を行うということのようです。

少しイメージが付きづらいですけど、例えば直江津では買い物弱者のために移動販売を行っているみたいですね。

あとは思いつくのは、地元の野菜を売ってみたり、地域に根ざしたワークショップやイベントを開催するなどでしょうか。

そういった施策を本社ではなくてその店の運営者が考えるということ。

とはいえ、基本は無印良品で、プラスアルファで各店の特色を出していくということだと思っていますけど、どうでしょう。

食品スーパーの隣へ出店

地元で信頼されている食品スーパーの横など、生活圏に、売場面積600坪超で出店し、食品スーパーや協業他社と共に、その地域での生活圏コミュニティセンターを構成する。

中期経営計画より

野々市や塩尻がその例のようで、確かに地域密着の大きめ食品スーパーの隣に無印良品が出店しています。

明確には書いていませんが、地方の出店を強化したいのかと思いました。東京では50店舗以上あるのに鳥取には2店舗しかありません。地方ではイオンモールなどのショッピングモールやターミナル駅の商業施設に出店することが多かったと思うのですが、これだとコンタクトできる客層に限界があったのかな。

ちなみにこれまでの平均が300坪くらいらしく、600坪はこれまでよりも大きな店舗といって良いと思います。

大幅な出店増

全国津々浦々の地域の生活者に貢献するため、2030年までの10年間で、日本においては売上20億円超の食品スーパー横など生活圏立地を中心に年平均純増100店舗、中国大陸では年平均純増50店舗、その他アジア地域においては年平均純増30店舗を、出店する。

中期経営計画より


⚫ 出店のイメージ
日本: 450店×6億円 300坪×月坪17万円 → 1,500店×10億円 600坪×月坪14万円
アジア:470店×2.7億円 220坪×月坪10万円 → 1,200店×7億円 500坪×月坪12万円

中期経営計画より

とのことで、計画通りに行けば店舗数は3倍、お店の広さは2倍になりそうです。先にも述べたように地方では無印良品の店舗は少ないですから、必ずしも無謀では無いのかなとおもいます。

ちなみに出店は特に日本と中国に注力。東アジアも多少頑張る。欧米は現状維持、といった感じでした。

低価格化を目指していく

品質と同時に、誰もが手に取りやすい適正な価格を実現する。

中期経営計画より

他にも低価格化と思しき記述が複数あり、低価格化の流れはこれからもしばらく続きそうです。

既にここ2~3年は価格を下げる動きが顕著で、多くの商品の価格が下がりました。靴下なんて3足690円になりましたね。

クオリティまで下がらないと良いのだけど・・・

数値目標

売上、利益などの具体的な数値目標も出ています。

現状↓

◼ 2021年8月末期 見通し(公表値)
◼ 売上高 4,900億円(日本3,000億円、海外1,900億円)
◼ 営業利益 490億円
◼ 営業利益率 10%
◼ ROA/ROE* 13%/18%

中期経営計画より

2024年↓

◼ 2024年8月末期 計画
   ◼ 売上高 7,000億円(日本4,500億円、海外2,500億円)
   ◼ 営業利益 750億円
   ◼ 営業利益率 11%
   ◼ ROA/ROE* 15%以上/15%以上
◼ 前提
   ◼ 現存店成長 102%/年
   ◼ 店舗数 980店舗→1,300店舗
   ◼ 平均坪数 250坪→300坪
   ◼ EC比率 10%→15%

中期経営計画より

2030年↓

◼ 2030年8月末期 目標
   ◼ 売上高 3兆円
   ◼ 営業利益 4,500億円
   ◼ 営業利益率 15%
   ◼ ROA/ROE* 15%以上/15%以上
◼ 前提
   ◼ 店舗数 2,500店舗
   ◼ 平均坪数 550坪
   ◼ EC比率 30%

中期経営計画より

強気ですね~。まだまだ未開拓な地方への出店を進めて売上を増やしていけば達成可能なのかなあ。

パッケージの脱プラスチック

これは小ネタですが、既にその徴候が見られています。

無印良品の店頭にて

アルミのS字フックのパッケージが紙になっているではありませんか。

これじゃあ中身が全然わからないから改良したほうが良いとは思うのですけど笑、プラスチックの包装から紙の包装になることが増えそうです。

まとめ

いかがでしたか?

2030年後の無印は現時点からかなり変化していそうですね。

個人的には、数値目標高すぎない?という思いもありつつ、計画も具体的だし実現するのかもな~という気もします。









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