無印良品の収納家具で最も汎用性があって、使いやすいのがユニットシェルフだと思っています。
しかし、使い方を限定しないため、逆に使い方が想像しにくいのも事実。
この記事では、ユニットシェルフを食器棚にする方法について書いていきます。
今の家に引っ越すときに、持っていたユニットシェルフを食器棚にできないか考えた結果です
いやー、食器棚にするだけで5通りもあるんだね
ユニットシェルフを食器棚として使う方法
オプションパーツの「ボックス・ガラス引き戸」を使う
最も「それっぽい」方法がこちらです。
実際「カップボードセット」というセットでも売っているので、公式もこの使い方をプッシュしていることがわかりますね。なお、このセットは39990円と単品で買うよりも断然安いので、ここから組み立てていくのがおすすめです。(ただしセット販売はステンレスのみ)
メリットは、
- 見た目がかっこいい
- 埃をかぶらない
- 高い位置に置いても比較的使いやすい
といったところでしょうか。
特に見た目の良さはこの方法の一番の特徴だと思います。
一方、デメリットとしてはなんといっても価格でしょう。スチールユニットシェルフ用で、税込み17,900円。
た、高すぎる・・・
ユニットシェルフのオプションパーツで
2万円弱はあまりにも高すぎるよねー
私があきらめた理由はこれです。
他にも
- 木製天板を使っていないと見た目に統一感が出にくい
- 奥の食器が取り出しにくい
といったデメリットはありそうです。
棚板にそのまま置く
一番シンプルな方法です。
ショップにディスプレイしているかのようです。
オシャレな人がやっていそうな置き方ですね。
この方法のメリットは
- 棚板に置くだけなので安い
- すっきりとした見た目
ということになるかと思います。
食器をディスプレイして見せたい人にも良いのではないかと。
逆にデメリットとしては
- 食器が落ちそうで怖い(特にスチールの天板は滑りやすい)
- 奥の食器が取り出しにくい
- 埃をかぶる
- 地震がきたら悲惨なことに
ということでしょうか。
不安な方は滑り止めの布や紙を置くのが良いでしょう。
また、サイドパネルをつけると横から食器が落ちるのを防げますね。
我が家でも当初はこの方式を採用していました。
とりあえずできるからね
食器が落ちるのが怖くてやめました
私としては、やはりサイドパネルくらいはつけることをお勧めします!
また、少し改良した方法として、ワイヤーバスケットに食器を入れるという方法もありますが、コップやマグカップ限定かな。これも落ちるリスクがあり、個人的には少し怖いです。ご注意を。
オプションパーツの「追加用ワイヤーバスケット」を使う
我が家はこれです!
バスケットになっているので、中が透けて見える。
こんな感じで何が入っているか一目でわかります。
そして食器が落ちない安心感もグッド。
こんな感じで引き出して上から取り出せるのがすごく便利ですね。
ちなみにこちらの画像は限界まで引き出した時です。
(全部引き出せるわけではなく、途中で止まるようになっています。)
重複しますが、メリットは
- 引き出して上から取り出せるのが便利
- 価格が安い(スチールユニットシェルフ幅84cmタイプで税込み1990円!)
デメリットとしては、
- 引き出すときのなめらか感がいまいち
- 埃をかぶる
となります。
なめらか感はちょっと残念で、真ん中あたりを引くか、両手で両端を持って引くかしないと開きません。そこまで重いというわけではないので、日常生活としては問題ないのですが。滑らかな操作感がよければ、後述する木製の引き出しを使ったほうがいいです。
あと食器を入れすぎると引き出すのに難儀すると思いますのでほどほどに。
(追加用ワイヤーバスケットについては別途レビュー予定)
オプションパーツの「追加用帆布バスケット」を使う
こちらもワイヤーバスケットのように引き出して使えます。
中を見せたくないときには良いかもしれません。
素材は帆布で、中にはMDFの底板が敷いてあります。
MDFや帆布の劣化が不安だったので見送りました。
帆布に汚れがついたときのことを考えてしまい…
どうなんでしょうね。
オプションパーツの「ボックス・引出し・2段」を使う
木製かつしっかりしたつくりで、下段に置くならこちらの商品をお勧めします。
しかし、大きなデメリットがひとつ。
た、高すぎる・・・
(2度目)
ユニットシェルフのオプションパーツで
2万円台はあまりにも高すぎるよねー
(2度目)
2023年1月時点で24900円。ちょっと高いですね。しかしながら、スライドレールがついていて「追加用ワイヤーバスケット」より滑らかに開閉できますし、ホコリの心配もありません。例えば新築やリノベーションでシステムキッチンを新しく導入して、食器棚としてユニットシェルフを使いたいということであれば、良い選択肢にはなるのでは?と思います。
また、裏技と言うほどでもありませんが、「ステンレスユニットシェルフ・オーク材・ワードローブセット」は2023年1月時点で39900円とセットならではお値打ち価格。ワードローブのためのバーはついているんですが、これは外せます。これをもとに上の方に「ボックス・ガラス引き戸」を配置したりして食器棚を組み立てていく、というのが賢い手段と言えるでしょう。
一応、デメリットとまでは言いませんが、個人的に惜しいなと思うポイントは素材。オーク材でと言いつつ、
- (外側)天然木化粧MDFオーク材突板
- (内側・内側板)プリント紙化粧合板
なので、まず無垢材ではなく突板なので、質感としてはほどほど。そして内側に関しては「プリント紙化粧合板」と「あれ?無印良品って木目をプリントするような会社だったっけ?ブランドコンセプトずれてない?」てな気がしてしまうのが残念なところ。
あと、スライドレールつきで滑らかな開閉ではあるんですが、いわゆる「ソフトクローズ」の機能はついてないです。高級感を求める人は注意ですね。
価格が高くなると「木製カップボード」が見えてくる…
木製の引き出しやカップボードは魅力的ですが、色々組み込んで価格が高くなってくると「木製カップボード・オーク材」74,900円のラインが見えてきますね。どれを選ぶかは人それぞれではありますが、もうこれでいいじゃんという気もしてくる。
私のおすすめは断然「追加用ワイヤーバスケット」
我が家のやり方だから、ということもあるのですが、私のおすすめはワイヤーバスケットです。
引き出しなので食器も取り出しやすく、コスト的にも高くありません。
前述したように引き出しが滑らかではない点で安っぽく感じることもあると思います。現在の家が仮住まいなのか、気合を入れたマイホームなのか、賃貸でも良い質感の食器棚が欲しいのか、などご自身のスタンスで決めていただければよいと思います。
あ、最後にひとつ。
ワイヤーバスケットを使うときは下側に棚板を設置するとか、補強用の棚板を置くなどして、補強をすることをお勧めします。
ユニットシェルフにおすすめの「やわらかポリエチレンケース」をどうぞ~
コメント