皆さん、Casa BRUTUSという雑誌を知っていますか。インテリアや建築を中心に掲載しているおしゃれ雑誌です。
これまで無印良品を特集したムックを3つを発行していて、Casa BRUTUSらしくデザイナーに話を聞いたり、愛用している著名人に話を聞いたり・・と他の雑誌を見ても出てこない情報がたくさんあります。
本記事ではそんな3つのムックの内容をご紹介したいと思います。
①無印良品の秘密!?(2003年)
今でもAmazonなどで中古がお安く手に入ります。
エンツォ・マーリなどの無印良品のプロダクトをデザインしたデザイナーへのインタビュー。
基本的に無印良品はデザイナーの名前は出しませんから貴重ですね。
こちらは夫婦のデザイナーユニット「AZUMI」です。
白と黒のテーブルウェアシリーズを手掛けていたんですね。今となっては廃番ですが。
ジャスパー・モリソンもきっちり登場。ただし、無印良品の関係はまだ始まったばかりだそうです。
伝説のレストラン「エル・ブリ」のシェフに無印良品のお菓子を試食してもらう企画。地味にこの企画すごいな。
世界中の無印良品ファンへのインタビューもあります。
全アイテムから100アイテムをセレクトして紹介するコーナー。当時は紙管を使った収納家具なんてあったんですね。
原研哉さんなどアドバイザリーボードへのインタビューもあります。
死角のない幅広い内容で無印良品好き全員におすすめできる内容となっております。
②無印良品ゴージャス!! (2004年)
わずか1年後に出版されていて、当時は熱があったのかもしれませんね。
こちらのムックのコンセプトは「無印良品のインテリアってゴージャスなんじゃないか?」です。
いまいちよくわからないコンセプトですが笑、見ていきましょう。
これ、ソファやテーブル、後ろのダンボール製引き出しは無印良品のものです。デザイナーの森田恭通氏が手掛けたのだそうです。こんな感じでゴージャスにもできる、と。
世界中の無印良品ファンへの取材。こちらはシェフがAZUMIデザインの食器を使っているところです。
假屋崎省吾氏は無印良品のアクリルミラーをリメイクしてゴージャスにしたそうです。
「一軒まるごと無印良品カタログ」という企画で、リビング、ダイニング、キッチン、ベッドルームみたいな感じで、ゴージャスなインテリア例を紹介しています。現実的ではないですが、当時の商品を知るという意味ではよいかも。
無印良品を愛用しているらしいセレブの話。笑
①と違うことをやるために、変な方向にいっちゃった気がします。敢えておすすめするほどのものでは無いかもしれません。
③MUJI いちばん新しい無印良品のこと。 (2012年)
やはりこちらもAmazonで中古がお安く手に入ります。一応新品もプレミア価格であるみたいです。
無印良品を愛用する著名人へのインタビュー。こちらはイイホシユミコ氏。
もの八分目。小さめのバスタオルとかですよね。
Found MUJIの特集です。毎度のことながらFound MUJIには物欲を揺すぶられます。
無印良品はSimpleではなくEmptyなんだ、という原研哉氏へのインタビュー。
無印良品の収納特集。84cmを基準とするMUJIモジュールの話など。早くからモジュールを設定して、統一的に収納家具・収納用品を販売しているのはさすがですよね。
あとPP衣装ケースの開発秘話もあり面白いです。
Cafe&Meal MUJIのメニューをテイスティングする企画。
ひとつの話題についてがっつり掘り下げるというよりかはFound MUJIや家など幅広い話題について紹介する感じですね。
おわりに
いかがでしたか?
雑誌は当時の空気感を反映していて見返していて面白かったです。
無印良品ファンなら読んで損はない内容ですので、興味ある方はぜひ読んでみてください。
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