料亭旅館と銘打つ岐阜、飛騨古川の「八ツ三館」。「百名宿」で美食の宿として取り上げられた旅館です。
個室に案内されるとそこは真っ暗。和ろうそくのみが灯る空間です。これはびっくり。
和ろうそくの産地ということでしょう。面白い。
とはいえ、ほどなくすると明かりがつけられます。
お庭が見えます。いいですね。
食前酒のりんご酒。
先附のキビどうふはねっとりした食感。
八寸は秋刀魚の押し寿司、鴨ロース、海老など。間違いない味。うるかチーズ寄せが想像の倍はチーズで濃厚でした。
栗まんじゅう。餅の中に栗が入っています。
日本酒。
お造りはマグロ、カンパチ、甘海老、トラフグ。甘みの強い刺し身醤油でいただきます。
うーんちょっと素材の力が弱く感じました。
子持ち鮎の塩焼き。
鮎も絶望の表情です。
腹にパンパンに卵を詰めってますね。美味しいですが、心なしかややパサッとして卵部分も硬かったような気がしました。
飛騨牛ミニステーキ。サシが多くて柔らかくこれぞ和牛という感じ。ある種知ってる味です。ソースは玉ねぎと醤油かな。
脂が多いのでこのくらいの量がちょうどよいと思います。
揚げ物。エビのカダイフ揚げ。カニとウニの春巻き。玄米。
エビはちょっと素材が弱かったかもしれません。春巻きももう少し具の量が多ければ味を堪能することができたかも。
サーモンマリネでさっぱりと。
汁とご飯。
このあたりでご主人からの口上がありました。この宿の歴史や映画の撮影が行われた話など。5分くらいあったかな。
そして女将さんから写真撮影していただきました。
水物。
紅芋の羊羹。芋ようかん好きの私は歓喜。柿もすごくみずみずしくて美味しかった。
全体的なボリュームもちょうどよく腹9分目くらいの感覚でしょうか。
全体として卒なく美味しかった印象ですが、感動するような感じではなかったかなという感じです。
しかし、そもそも宿泊料金を見ると平日ということもあってひとり23000円くらいなので、全然OK、むしろコスパ良いです。
個人的には素材が弱く感じた部分があったので、もっと金額を上げて素材をグレードアップしてほしいですね。
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